コンポーネントファミリに仕込める事をざっくり紹介

そもそも

ファミリはサーフェスモデル(3Ⅾの形状)とパラメータ等を組み合わせて作成します
作り始める時に選択するファミリテンプレートの種類によって多少の挙動の違いはありますが、基本的には同じ技法を組み合わせて様々なファミリを作成します
白い紙に鉛筆で様々な建築物を生み出していくのと同じです 笑
なので、建具ファミリも家具ファミリも構造ファミリも知らなければならない事は同じという事になります

コンポーネントファミリに仕込める設定は何?

基本的にはイメージ出来るものなら大体何でもできます
  • 形だけならどんな形状のファミリもつくれます
  • 数値で形状を伸縮させる
  • 角度を入力して回転させる
  • 個数を入力してファミリ内の要素の個数を制御する
  • 挿入基点を設定
  • プロジェクトに配置した後で気軽に反転させる(例:ドアの開き勝手)
  • 好きなマテリアルをあてる
  • プロジェクトの壁や床をくり抜いて配置する
  • ビューでの詳細度(簡略、標準、詳細)
  • 形状を入れ替える
  • DWGデータを利用してペラペラなファミリをつくる
  上記の他にも沢山のことができます

思い通りにならない設定はある?

勿論あります
当然ですがRevitのシステムで決められている事は変えられません
例1 家具カテゴリは投影表示だけで切断表示はできないのでキャビネットの中の仕切りをモデルで作成しても、プロジェクトで家具を切断して仕切り部分を表示する事はできません
例2 窓枠の上部の枠が平面で見えてしまう事がある。これもシステムで決められた挙動のひとつが原因になっています。ファミリの作り方で見えない様にもできます。ただし・・・

上記以外にも出来ない設定は色々あります。気が付いた時に追記していきます


Revit2019