参照

参照はファミリ編集のファイルにしかない機能で、プロジェクトファイルの参照面にはありません
参照面に参照を設定する(「参照なし」でないこと)とファミリ内で配置した参照面がプロジェクトでスナップの基点、位置合わせ、寸法配置の基準として活用されます

参照の種類

参照は大きく分けて、①参照なし②弱参照③強参照の3つに分けられます
正面、中心といった名前の付いた参照は全て②の強参照に属します


①参照なし:ファミリ編集でのみ利用⇒プロジェクトでは表示されません
②弱参照:強参照を選択した後にTabキーにより選択できる控え目な参照となります
③強参照:プロジェクトでファミリを選択した時に仮寸法は強参照に対して反応します
スナップや位置合わせの基準としても弱参照より優先的に選択できます
・強参照
・左
・中心(左/右)
・右
・正面
・中心(正面/背面)
・背面
・下
・中心(立面図)
・上部

名前の付いた参照★重複

名前の付いた参照面は一つのファミリ内で重複できません
重複して設定すると、既存の参照面の参照が「参照なし」になります

名前の付いた参照★他ファミリとの連携プレー

名前の付いた参照は、プロジェクト内でもその名前を認識されています

例えば、プロジェクトに配置したファミリに寸法があててある場合
寸法の参照している参照面の参照が「左」だとします
タイプセレクタで別のファミリに変更した場合、変更したファミリ内にある「左」に反応して、「左」―「左」でバトンを渡します

名前の付いた参照面

左、右、上部などの名前の付いた参照には名前に応じた役割がある(気がしています)上部や下などをあてた時に「ん?」と思うことがあったのですが、まだ確信が持てないので・・分かる方どなたか教えていただけませんか・・よろしくお願いいたします
一応名前通りにファミリの範囲を認識しているとチラ聞きしたことがありますが、それだけでは少し違うような気がしています


名前と参照の関係

特にありません。名前と参照の名前はズレていても大丈夫です。ヘルプにも名前の付いた参照は、識別情報の名前に関係なく同じ機能を持ちます。と明言されています

↑ま~やらないよね

その他

ファミリ編集ファイルの線分(モデル/詳細)にも参照があります
参照なし、弱参照、強参照



形状ハンドルとの関係も面白いので是非そちらも!



Revit2019