パラメータタイプ はい/いいえ

チェックボックスでファミリを構成している要素ごとの表示、非表示の設定ができます

例えばドアのハンドル部分の表示設定

パラメータの作成方法

ファミリタイプを開いて新規作成>名前を入力>ファミリタイプ:はい/いいえを選択
詳しくはパラメータの新規作成を参照

要素に設定する方法

要素を選択してプロパティの表示パラメータの関連付けボタンをクリック



ファミリパラメータの関連付けダイアログが表示されます>関連付けるパラメータを選択>OK

ダイアログ内に表示されるのはファミリタイプがはい/いいえのパラメータだけ
関連付けたいパラメータがない場合は新しいパラメータをクリックして追加する

関連付けが行われると、関連付けボタンに=(イコール)が表示されます


設定あれこれ

  • 新規にはい/いいえのパラメータを追加すると、既存のタイプは全てチェックが入った状態で設定されます
  • ひとつの要素に対し設定できる「はい/いいえ」のタイプは1つだけです
  • 複数の要素を同時にコントロールする場合は、同一のパラメータあてます

用例

下記は使い方の一例です。いい使い方があったら教えてください☆彡

  • タイプにより要素を表示したり、非表示にしたりする
    例えばファミリテンプレート「窓_RUG」にはあらかじめ沢山のチェックボックスが設定されています

  • タグファミリにタイプを作成する
    タイプごとにに表示するラベルを変えたい
    その1
    部屋名のみ、部屋名+面積、のタイプを作成する場合「面積」のラベルをタイプにより表示/非表示設定にする

    その2
    部屋名のタグを文字サイズの違いでタイプ分けする場合、サイズの違う「部屋名」のラベルを用意する⇒次に文字サイズごとに「はい/いいえ」のタイプパラメータを作成してラベルと関連付ける⇒タイプごとにラベルのチェックのオンオフをする


おまけ
挿入基点に対するラベルの位置をタイプで合わせたい場合にはラベルが重なって作業がし辛くなります。その時はビューコントロールバーの ビュー表示 ツールを利用すると、ファミリタイプダイアログで現在選択されているタイプのみが表示されるので作業がし易くなります



問題点

上記”おまけ”にも記述しましたが同じ場所に複数の要素を重ね表示のオンオフをすると作業性が悪くなります
⇒単純に重なって何が何だか分からなくなるので、設定も修正も大変
追加すると全てのタイプでチェックが入った状態で設定されるので沢山のタイプがあるファミリでは大変な手間になります
その場合はパラメータタイプの<ファミリタイプ>を使う方が便利です

ただし、残念な事にラベルは<ファミリタイプ>に対応していません 涙

サブカテゴリの表示/非表示との違い

  • 「はい/いいえ」の表示のコントロールは設定したファミリでのみ有効です
  • 「はい/いいえ」はインスタンスパラメータに設定できるので、配置済の選択したファミリに対してだけ該当箇所を表示または非表示設定にすることもできます
  • サブカテゴリはビューグラフィックスの上書きにより制御するので同じサブカテゴリを持つ他のファミリにも影響があります

自動的にオンオフする

IF文を使った関数式を利用すると、ある条件の場合はチェックをオン、ある条件の場合はチェックをオフにすることができます


実際に設定してみよう↓↓↓



やってみてね


Revit2019