条件分岐⑤ いずれかの条件を満たす
OR関数とIF関数を組み合わせて条件を複数提示できます。
条件が3つある場合
if(OR(条件式1 , 条件式2 , 条件式3) , 選択肢1 , 選択肢2)
条件の数分だけ , で区切って条件式を並べていきます。
②OR関数は条件式を「~か(または)~なら」と読み替えることができる。
if(OR(W<500 , D<500 ) , 600 , 700)
Wの値が1000、Dの値が400だった場合は、提示された条件に対しWはW>500となるので不成立だがDはD<500となり成立しているので条件をクリアしたと判定され選択肢1の値600がHの値として表示されます。
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誰かひとりでもいればOK |
OR関数
OR関数は「または」を表しています。IF関数の基本は条件式の条件は1つだけでしたがOR関数と組み合わせて使えば条件を複数提示する事ができ「~か~のうちひとつでも成立してれば選択肢1を選ぶ」となります。
書式
条件を2つ提示する場合
if(OR(条件式1 , 条件式2 ) , 選択肢1 , 選択肢2)
※ORは大文字小文字どちらでもOK
条件の数
条件式はいくつでも追加することができます。条件が3つある場合
if(OR(条件式1 , 条件式2 , 条件式3) , 選択肢1 , 選択肢2)
条件の数分だけ , で区切って条件式を並べていきます。
重要なルール
①OR関数で条件を複数設定した場合、ひとつでも条件が成立した場合に選択肢1を選択し、ひとつも成立しない場合は選択肢2となります。②OR関数は条件式を「~か(または)~なら」と読み替えることができる。
例えば。。。
「W」と「D」と「H」の関係が”「W」が500より小さいかまたは「Ⅾ」が500よりも小さいなら「H」は600、それ以外なら700となる”となっている場合の式は以下になります。if(OR(W<500 , D<500 ) , 600 , 700)
Wの値が1000、Dの値が400だった場合は、提示された条件に対しWはW>500となるので不成立だがDはD<500となり成立しているので条件をクリアしたと判定され選択肢1の値600がHの値として表示されます。
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