プロファイルファミリ
Revitの立体モデルは断面に厚みを持たせて作成します
プロファイルファミリは立体の元となる断面の外形線をファミリ化したものです
プロファイルファミリを単体でプロジェクトに配置して使うことはありません
プロファイルファミリは立体の元となる断面の外形線をファミリ化したものです
プロファイルファミリを単体でプロジェクトに配置して使うことはありません
そもそもプロファイルとは?
Revitでプロファイルと言えば、モデル作成時の断面形状のことを言います
プロファイルファミリとは?
あらかじめ断面形状をファミリ化したもので、ファミリで立体を作る為のファミリです
※プロファイルファミリを使用せずに立体を作成する場合は直接その場でスケッチして断面を作ります
プロファイルファミリどこで使うの?
プロファイルファミリはスイープの操作で使用します
スイープって?
任意に描画したパスに沿って断面を押し出して立体を作成する機能
スイープはどこで使用されているか?
- ファミリ編集ファイルやインプレイスファミリの作成タブ>スイープまたはスイープブレンドツールの中で使用します
- プロジェクトファイルでも、システムファミリの中にスイープ要素があるものがありそこで使用されます
システムファミリの中でスイープ設定のあるもの
- 壁スイープ、壁リビール、床スイープ、屋根スイープ鼻隠、屋根スイープ樋、手すり
- システムファミリは各要素のエッジがパスになります
プロファイルファミリの特徴
なんといっても、厚みがないのが特徴です
そのため平面図以外のビューがありません
描画は作成タブ>線ツールで行います
カテゴリとは別にプロパティで「プロファイルの用途」が設定できます
<一般>を設定すると、全てのスイープ関連作業の時に選択肢のひとつになります
それ以外の用途はその用途以外には利用できません
例えば、スラブエッジを設定した場合そのプロファミイルはスラブエッジを設定する時以外は設定の対象外になります
しかし実際に活用するには、プロファイルをスイープの断面として設定しなければ3Ⅾの形になりません
そのため平面図以外のビューがありません
描画は作成タブ>線ツールで行います
カテゴリは?
プロファイルは様々な形状のベースになるので、床や壁といったカテゴリではなく「プロファイル」自体がカテゴリになっていますカテゴリとは別にプロパティで「プロファイルの用途」が設定できます
プロファイルの用途
<一般>、スラブデッキプレート、スラブハンチ等14種類の用途から選択でき、いずれかを必ず設定します
<一般>を設定すると、全てのスイープ関連作業の時に選択肢のひとつになります
それ以外の用途はその用途以外には利用できません
例えば、スラブエッジを設定した場合そのプロファミイルはスラブエッジを設定する時以外は設定の対象外になります
ロードしただけじゃダメ!
プロジェクト(システムファミリ)で使うにしても、コンポーネントファミリで使うにしても、まずは使いたいファイルにロードします←この作業は準備しかし実際に活用するには、プロファイルをスイープの断面として設定しなければ3Ⅾの形になりません
- システムファミリの場合は、タイプを編集ダイアログの「プロファイル」パラメータで設定します
- コンポーネントファミリの場合はスイープツールのプロファイルとして設定します
ファミリ作成時に注意する事
プロファイルは形状を作るものなので閉じた図形でなければなりません
例外として床のデッキ用のプロファイルは閉じた状態の図形でなくて大丈夫です