パラメータタイプ 質量密度

マテリアルの単位体積あたりの質量を表すパラメータタイプです


質量密度の単位(kg/㎥)

質量密度の単位はプロジェクトで使う単位に準じます

プロジェクトの単位の確認方法
管理タブ>プロジェクトで使う単位




質量密度と密度?
質量密度と密度って何が違うんだっけ?という疑問をGoogle先生に聞いてみました
「密度は混み具合を表す指標なので、質量密度、人口密度、磁束密度などなど、広い概念で使われます。質量密度は密度の中にひとつという事です
とは言え密度といえばふつうは、単位体積当たりの質量ですから質量密度のことをいいます。つまり密度=質量密度です。まー狭義の密度と言えましょうか」だそうです

実は・・・(↑の続き)
Revitのパラメータタイプには質量密度とは別に「密度」もあるんです
専門分野を配管にするとパラメータタイプに「密度」が存在しています
圧力損失の計算に使用される、流体の密度の設定に使用されるそうです

更にさらに(↑の続き)
専門分野を構造にするとパラメータタイプに「単位面積あたりの質量」というのがでてきます。こちらは「サーフェスの単位面積当たりの質量密度の設定に使われる」そうで床に適用されるそうです

いろいろな密度が出せるのねRevit☆彡

式に入力できる数値

質量密度、長さ面積容積整数実数のパラメータタイプ及び定数の数値が式で利用できます

式に入力できない数値

文字タイプで入力した数字は利用できません

計算結果

計算結果は必ず容積になるように入力!

警告

式の計算結果が設定したパラメータタイプの容積と同じにならないと下図の警告がでます


警告がでたら、単位が同じになるように式を修正してください


整数、実数と相互変換

整数や実数は単位がないので、そのまま式に入力するとエラーとなります
式を使って単位を与え、質量密度に変換することで式に入力できるようになります
逆に、容積の値から単位を消去すると整数や実数になります

計算結果が質量密度になる入力例

図中の、式の中のパラメータ名はパラメータタイプを表しています

式の中の単位は自動で付加されます

数値の後の単位 ㎡、㎥、mm は記述しなくても自動で入力されます
例えば「質量密度12」の式に「単位面積あたりの質量*1」と入力すると、数値の”1”に計算結果が質量密度タイプになるような単位を自動的に付加します


Revit2019