条件分岐⑨ 条件の値を範囲で指定する

IF関数を入れ子に設定します。

パズル的な楽しさがある

例えば。。

ちょっとメンドクサイ”以上”や”以下”で範囲を指定した例です。
「W」が100から500の場合は「H」は100、それ以外なら200とする場合。

100以上500以下の2つの条件がある事がポイントです。次の①②はどちらも同じ結果が得られますし、他にも式の設定方法はあると思います。
後から見直したときに分かりやすく、できるだけシンプルな式になるように心がけてください。

①if(W=100,100,if(W=500,100,if(and(W>100,W<500),100,200)))
②if(not(or(W < 100 mm, W > 500 mm)), 100 mm, 200 mm)

①の説明は見れば分かるでしょ(笑)で省略。
②の説明
100から500は本来”100≦W≦500”となりますが、
条件文に ≦ は使えないので
100≦W≦500の範囲から外れる
W < 100 mm, W > 500 mmを使って条件文を書いています。

W < 100 mm, W > 500 mmを同時に兼ね備える数字はありませんが、
どちらか一方が成立する場合は当然あります。
OR関数は、ふたつの条件のうち、どちらかが成立していれば成立となるので
if(not(or(成立)), 100 mm, 200 mm)となります。
更にNOT関数がOR関数の成立を逆転させ不成立となるので、結果
W が 100 mmより小さい、またはW が 500 mmより大きければものは200となります。

ちょっとハマリました 笑
上手く作動するとやった!となりますがもっとシンプルな方法がある気もします。

いい方法ありましたらご連絡頂きたいです<m(__)m>






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